マルエム松崎がバブルの絶頂期に開発したスーツケースで、
デザインはかのルイジ・コラーニ先生です。
特徴的なスーツケース側面のくぼみは、
「押し歩くとき足に当たらないように」デザインされたもの
だそうですが、実際の効果は不明です。(^_^;)
開発時期が時期だけに、製造には半端ではないコストがかけてあり、
材質、構造、造りにおいて大変に良質なケースです。
オンボードトラベルケース(既に絶版、残念)はスーツケースに比べると地味目なデザイン。
放射状に入ったリブは見た目だけでなく実際にもかなり補強に役立っていました。
ショルダーベルトをつけたそのスタイルは
かなりスマートだ思いますが、
如何なものでしょうか?

スーツケースの方は数年前にマイナーチェインジが行われ、
四隅とキャスター周りにプロテクターがついてしまったので
オリジナルの雰囲気はずいぶんと
損なわれてしまいました(その分頑丈にはなりましたが)。
しかし今なお独特のデザインを誇るコラーニのケースは、
まだまだ好事家様に御用達です。
(今にも生産中止になってしまいそなのは本当に残念)。
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